難民ナウ!は、「難民問題を天気予報のように」をコンセプトに、
子どもたちが、自分の家で安心して眠れる日を夢見て活動を続けています。
「遠くの悲しみ」になってしまいがちな「難民」の存在が、
繰り返し放送されることで、地域コミュニティの中で見える存在となることを目指します。
「難民」は、私たちとなんら変わりのない、多様な側面を持った
「人」であることを伝え続けています。
2004年2月から、京都三条ラジオカフェ(FM79.7MHz)で毎週土曜日19時に放送中です。
〈笹川平和財団(Sasakawa Peace Foundation:SPF) 委託事業〉2011-2013
笹川平和財団の「難民受入政策の調査と提言」事業(2011-2013)の委託事業として、難民の存在や、難民を取り巻く制度、環境を社会に発信する動画制作に取り組みました。
2010年度から、日本政府がパイロットプロジェクトとして開始した「第三国定住」をよりよいものにしていくため、オーストラリア(2011年度)、スウェーデン(2012年度)の難民受入政策に学ぶシンポジウムが開催されました。難民ナウ!では関係者へのインタビューも交えながらレポートしています。ぜひご覧ください!
2011年度
〈日本の難民受け入れを考える〉
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2011年11月、笹川平和財団の招聘により、オーストラリアで難民の定住に関わる専門家が来日、東京や長野でシンポジウムが開催されました。難民ナウ!ではシンポジウムに関わった人々へのインタビューを通し、第三国定住を開始した日本に「今」、求められるものを考えます。(2011年11月4日開催)
2012年度
〈日本における難民受入の可能性と課題~
スウェーデンからの示唆〉
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移民国家の背景を持たず、比較的、均質的な社会でありながら、難民受入に力を入れてきたスウェーデンの取組から、今後の日本の難民受入が学べる点を探ることを目的に開催されたシンポジウムのレポートです。(2013年2月18日開催)
第1回:国際社会の期待と日本の取組
第1回:オーストラリアの経験
第2回:求められる視点
第3回:日本で暮らす難民の声と今後
第2回:難民受入の政策と理念
第3回:地方自治体の取組
第4回:スウェーデン・日本の経験